3-Nの軌跡
以前は『メンタルヘルスケア日記』でした。 ※『3-N』とはカネない、モテない、ツイてないの意である
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ブラック・サムライ
先日電車に揺られながら家路に向かっていた時の事。

特に目立ったトラブルも無く電車に乗れた私は所要時間約15分の旅を音楽を聴き、メールを打ちつつのんびりと過ごそうかなと思ってた。すると私から見て左側の少し離れた所のドア付近で棒に捕まりながら立ってる酔っ払いのおじさんがいた。

時間的にはそこそこ夜遅かったもののまだ終電ラッシュには早い時間帯であったため、余計おっさんにフリーダムなスペースが与えられ、周りからは「この人大丈夫か?」っていう心配の視線が注がれる位激しくムーヴしてた。


3104「いや~、中々脂っこい車内だな~。」


なんて思いながら遠巻きに見ていたら次の瞬間













バダーン!!!



とおっさんは背中の方から豪快に倒れてしまった。
しかもそれがドア付近だった為、豪快に大の字になり尚且つ起きる気配すら見せなかった。


周囲にいた人も

「何何?何が起きてんの???急病人??」

みたいな感じで心配そうに眺めていたが、本人はどこ吹く風で夢の世界へ飛び込んでいったままであった。

周りは「なんだ眠っただけか・・・」と多少安心したものの、倒れたのがちょうどドアが閉まって電車が走り出した時だったので約2~3分の猶予はあるが、

次の駅で人が乗り降りしようものなら思わぬ事故を引き起こすかもしれない・・・

そんな予感をあの車両内にいた大半の人が想像できる位ちょっと問題な状況ではあった。

しかし電車が走り出した今も誰一人としておっさんを助けようとしないし、自分の席を空けてでも起こそうとする人はあの場にいなかった・・・


そんなヤキモキした状況の中、向こう側から肌の黒い外国の方がズカズカと歩いてきておっさんの方に近づき・・・













助け起こしたばかりか、自分の座ってた席を譲っておっさんを座らせていたのであった・・・



この瞬間私は日本人としてかなり恥ずかしい思いをした。

この日本という国の電車で、乗客の大半が同じ国の人のはずなのに、倒れてる人を助けたのはなんで数少ない異国の人なんだ!!!

そのナイスガイ黒人はおっさんを座らせた後、誰に感謝されるわけでもなく少し離れたところで立って音楽を聴きながらメールにふけっていた。
近くにいた日本人は寝てるフリをしだしたり、友達やカップルの会話も急に途切れて眺めてたし雑誌やメールを見る人が急増していたが、明らかに視線はあのおっさんに降り注いでいたはずだったのに・・・

挙句ナイスガイがおっさんを立たせてる最中に電車が次の停車駅に着いてしまい、降りる人が特に助けるはずもなく、なんなら

「どけよ!」

みたいな感じでおっさんを押しつつドアから出て行く心無い輩もいた。


その惨状を見て、私はなんだか非常に人として情けない気分になってしまった。
確かに見境なくなるまで泥酔したおっさんに非があるのは当然だが、一歩間違えば事故にもなり兼ねない事態だったのに誰一人我関せずの姿勢を貫いていた全員にもなんだか残念な気持ちになった。


結局動き出せなかった自分も同罪であるから偉そうな事を言えないのは百も承知だが、

しっかりしろよ自分&日本人!!!

と強く思ったし、池袋で降りる際に

3104「ありがとう」

とナイスガイに言う事ぐらいしか出来ない自分を激しく戒める夜になった。


3104
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