3-Nの軌跡
以前は『メンタルヘルスケア日記』でした。 ※『3-N』とはカネない、モテない、ツイてないの意である
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フラッと向かったその先は 中編
~前回までのあらすじ~
ガス代未納という社会的にダメダメな生活のまま鹿児島に旅立とうとしたものの、帰ってきて早々ガスが止められてる状態は何となくイヤだったので、出発時間が迫る中強引に羽田空港内のコンビニにて支払おうと思ったのだが、出発まで15分を切ってるわ前のおっさんがポテチを買い込んでるわで予想以上に足止めを喰らってしまって焦る私。
果たして無事に飛行機に乗る事は出来るのだろうか??


3104「おっさん!!もうどけYO!!!」

というセリフがノドまででかかった所でようやく前のレジが空いた。買うものは何もなくとりあえずガス支払いの明細を店員に渡して即座に処理してくれとお願いする。

するとその店員見た目はかなりボーッとしてる印象だったのだが、以外と仕事は手早く金額の支払いは予想以上に早い時間で済ませる事が出来た。
時計を覗き込むと時間は残り12分。更なるダッシュと手荷物検査をくぐり抜ければ何とか間に合うはず!!!希望を胸に抱きさっきよりも更に早く、まるで刑事ドラマで犯人を追いかけるシーンの様な早さで手荷物検査場まで辿り着いた。


「まだ行けるまだ行ける。」


そう言い聞かせポケットの中のものを取り出しながらゲートに入っていくと・・・





















お年寄りのツアー客が束になって並んでいた・・・













マヂかよ・・・


もう和気あいあいと

ジジイ「トメさんは飛行機初めてなのかぇ?」

ババァ「そうなのよ~、だからなんだか落ち着かなくて~。」


みたいな会話が飛び交うほのぼのとした世界が待っていた。ってか今の私には1000%それはいらない!!!さっさと動いてくれ!!!
と願ってみたものの、遅々として一向に進む気配がない・・・なんなら私の後ろにいたサラリーマンも

サラリーマン「なんだよ。早く逝けよ!!!」

と明らかにブーたれた発言をかます始末。これはもういくらなんでもヤバい。どうしようか途方に暮れかかった時にチラリと隣を見るとなんと隣の列は流れる様に進んでるし、待っている人も少ない!!!

一か八かそっちに駆け込み手早く金属探知のゲートをくぐり抜ける。今回は奇跡的に問題無しで時間は残り10分、今からまたダッシュすれば搭乗口は近いからギリギリ間に合うはず。つまり私は勝ったんだ!自分に勝ったんだ!苦難を乗り越えたんだ!
と勝手に舞い上がり荷物が手元に戻ってくるのを今か今かと待っていた。
「これを受け取れば搭乗口に走り込める。」「スタートはもうすぐだ。」
焦る気落ちと間に合う事への安堵で変なテンションになっていた私に荷物が届けられたのだが・・・




















空港職員「お手数ですが、この荷物もう一度調べていいですか?」
















え???




どうやら今回は私が怪しいのではなくて、荷物が非常に怪しいのであった・・・

時間は残り8分さすがにもうギブアップという訳でたまらず

3104「あの、もう乗らなきゃいけない時間なんですけど間に合いますかね?」

と聞いてみた。すると係員がゲートを越えた所に立ってる女性職員を捕まえて事情を伝えた所、腰に装備してたトランシーバーを取り出し

トランシーバー職員(以下Tさん)「え~、鹿児島便に搭乗予定の方1名こちらにいますのでちょっと待っててください。」

と話し始めた。そして

Tさん「なんとか大丈夫ですので、検査の方続けてください。」

という神の声が彼女の口から放たれた。もうこんなにモテない僕ですがどうぞ好きにしてください!!!と言い出しかねないくらい頼もしい存在であった。

その後疑わしき私の荷物も無事ゲートを通過し、後は搭乗口を目指すのみとなった。するとトランシーバー職員は

Tさん「それじゃあ搭乗口までご案内します。」

と言ってもの凄いダッシュで走り出したのであった。正直もう走りたくなかったのだが、そうも言ってられないこの状況、また羽田空港内をバタバタと駆け回る自分がいた。
さすがに息も切れかかってきて、涼しいはずの気温だったのに汗だくな体。しかし他のお客さんに迷惑をかけてしまってるとあっては走らずにはいられない。

そうこう走ってる間にようやく搭乗口が近づいてきたのだがここでダメ押しとばかりに・・・

















トランシーバー職員が道を間違えて走っていこうとしてた・・・



もうゼェゼェ言いながら

3104「そ、そっちじゃなくてぇ、ハァ、こっちじゃないですか?」


と何故か自分が職員を必死にナビしてどうにかギリギリで飛行機に乗り込む事が出来た。当然私が最後の客だったのだが、どうにかこうにか乗り込む事が出来て一安心であった。

そして予想以上に疲れた体のお陰で離陸前に夢の世界に飛び立って、着陸と同時に現実に舞い戻ってきた。鹿児島の旅はこれからが本当の始まりである・・・


続く


3104

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