3-Nの軌跡
以前は『メンタルヘルスケア日記』でした。 ※『3-N』とはカネない、モテない、ツイてないの意である
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中国旅行記2006 杭洲編その3
~またまた前回までのあらすじ~
杭州での夕食でおいしい餃子やインパクト重視の豆腐などを食わされてお腹一杯の私。連日に渡り暴飲暴食をしてたらさすがにちょっと運動しなきゃなと思い、街中を散歩してみようと決意したのであった・・・




けれどもそんな自己満足の為に色々世話してもらってる同行者を付き合わせるのは忍びないなと思い一人DE歩き回ることにした。
念のため杭州の夜の治安を確認したら、危なくはないとの事。一応彼の携帯電話の番号をメモしていざ夜の杭州の街へ飛び出したのであった。


当ての無いまま気分次第で道を歩いて行く途中でいきなり一名のおっさんがヘラヘラ話掛けてきた!!
ハッキリ言って私はまだ中国語は単語しか話せない状態。無理に返そうとすると日本人だとバレて「あんなことやこんなこと」されるかもしれない・・・なんて不安に駆られたので無視して通り過ぎた。
(何も起きなかったが、この瞬間が一番鳥肌が立った)


その後も旅行番組に出てきそうな屋台村中国のクラブ(凄い勢いで外に音が漏れてた)、そしてネオン瞬くいかがわしい休憩所(ちょうど通り過ぎようとした時に店から客が出てきて気まずい場面に遭遇)なんかを通り過ぎつつ適当な道を歩いていった。


すると道路の真ん中が妙に明るくなってる場所を発見。
Image002.jpg

「何だ?何だ?」と気になって近づいてみると・・・



Image003.jpg

そこは路上の市場であった。
(写真の画質があまりよろしくないのは、不覚にもカメラを部屋に忘れてしまい自分の持ってる携帯で撮影したためである。)



約100mほどの距離に幾つもの店が並んでいて、チャイナドレスや時計、アクセサリーや扇子など様々な物が所狭しと売り出されてた。
私は最初一回りして帰るつもりだったが、せっかく中国まで来たので、なにか思い出になるようなもの買ってみようという気になり、「一人DEお買い物in杭州」を開催する運びとなった。

今回私の欲しいアイテムは「数珠」。これを言葉が通じない環境でいかに値切って買う事が出来るか?というのが勝負のポイントになる。
そしてターゲットとなる店を探しつつ路上市場の中をウロウロしてたら、「引越しおばさん」似の人の店に大量に数珠やら腕輪を売っていた。

気合を入れていざ「品定め」開始。
と即座に引越しおばさんが話しかけてきた。当然中国語で話しかけられたのでとっさに「えっ?」と聞き返してしまった・・・
と次の瞬間おばさんは電卓を片手に持ち、片言の日本語で執拗に迫ってくるのであった。私としても日本語が通じるのは助かるのでこの店でお土産を買うことに決めた。以下は現地引越しおばさんとの値段交渉のやり取りである。


引「ウチ、ホカヨリヤスクテイイモノ。」
森「ふーん。謝謝。」

と並んである数珠を一つ手にとって見ていると、カタカタカタと電卓をはじき出し

引「ンッ!」
と言って電卓を見せてきた。



液晶から映し出された数字は80元(1,200円)。


森「高っ!ちなみにこれとこれの2つ欲しいんだよね~。」

と私が気に入った数珠を二つおばさんの前に差し出す。
と同時にまた電卓を叩き出すおばさん。満面の笑みと共に提示してきた金額は


200元(約3,000円)


ぼったくり過ぎ!と思ったが、さすが百戦錬磨のおばちゃん更なる攻撃へシフトする・・・

引「フダンハ200元ダケド、キョウハ170元!」

そもそもどういった考えで値段設定してるのか心底理解に苦しむのだが、テレフォンショッピングもビックリの値下げをしてきた。このおばちゃん今日はよっぽどゴキゲンな事があったようである。


とはいえおばちゃん的には「私はこんなにいい人」っぷりをアピールして気前よく払って貰おうと考えてただろうが、出会って数十秒でいきなりの大幅値下げなんかされたら逆に疑わしいし、まだまだいけるんじゃないか?って思ってしまう私であった。というわけで

森「じゃあ買わない。」
と即答してみた。
おばちゃんの「うへっ!」と一瞬たじろぐ顔に思わず吹き出しそうになったが、ここはガチンコの場面。なるべくスキを見せないようにと冷静な振る舞いを見せる。
そしておばちゃんは数秒考え込んだ後、また次なる金額を打ち出してきた・・・



2回目の提示額は“150元”



まだまだいけそうな予感がするので首を振ってみる。
とおばちゃんはまた渋柿を食べたような顔をして固まる・・・しかしおばちゃん的にはここで頑張れば現金をゲットできるのである。現時点(150元)でもおばちゃんの儲けは結構あると私は予想してた。



三回目のオープンザプライスは“145元”



「ノー、ノー、ノー」と指を振りながらここでも値下げ要求。
するとおばちゃんが電卓を私に渡してきた。自分で好きな金額を打ち込んでいいらしい・・・
これは待ちに待ったチャンスなのだが、ここで「20元」とかとんでもない数字を出して怒りを買ってしまうと、その後の安全の保証が出来なくなりそうな予感がしたので自分がそこそこ妥協できる額を打ってみた・・・




3104プライスは














「110元」







引「アァ~ッ!?」
と上手く文字で表現できない声を漏らしてこっちを見てきたのだが、怯むことなく笑顔で応戦する私。

森「その金額なら買う。」

と強固な姿勢を貫いてみる。

その後おばちゃんは130→120→115元と地味な値上げを切り出すが、私は首を縦に振る事はなかった・・・


そしてとうとう観念し数珠2個を110元で買う事が成立したのである!!


意気揚々と100元札2枚を渡してお釣りを貰おうとしたのだが・・・















おばちゃんがなかなかお釣りを返してくれないのである・・・

しかも

引「コノウデワ2コで90ゲン。ソウスルトアワセテ200ゲン!!オトク!!!」


と他の商品を抱き合わせてお釣りを返さないようにしてくる始末。
最初は笑顔でいらない事を伝えてたのだが、待っても一向に釣りは返ってこないし、挙句の果てに変な仏像を勧めてきて、なんならさらにお金を足さなきゃいけない状態にまでなってしまった・・・

さすがにガマンできなくなって
















森「ゴルァ!もう買わねーから返せ!!」




と日本語バリバリで怒鳴ったらおばちゃんは急におとなしくなり、お釣りも無事に返って来た。

多分散々値切ったあの金額でもおばちゃんの儲けはあったと思うし、普段よりも割高で買ったのかもしれない。それでもいい思い出になったからよしとしよう。

ホント「物より思い出」だなと感じた杭州の夜の放浪記であった。



3104


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