3-Nの軌跡
以前は『メンタルヘルスケア日記』でした。 ※『3-N』とはカネない、モテない、ツイてないの意である
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クレイジースイミング
今は昔、私が大学1年生の時の話。
大学入学を機に実家の秋田を離れ、憧れの東京生活を始めた頃の話。

一人暮らしという桃源郷に辿り着いた世界は大変でもあったが、何もかもが新鮮で楽しい毎日であった。
キャンパスライフのほうも、「ダメ人間製造工場」と名高いある音楽サークル(鉄兵、ひでWowもいた)に入り浸り時間をたれ流してた。

そんな1年生の夏休み、大学の講義で千葉県館山市5日間「臨海実習」が行われた。
今日はそんな臨海実習の思ひで話でもして行こうと思う。

普通「臨海実習」という響きからは
「修学旅行みたいな感じ」とか「海辺で男と女が・・・」とか甘酸っぱい(もうそういう年齢でもないのだが)もしくは悶々とした「人生の春」を期待するのだが、

内容をよく知らない我々に突きつけられたのは、

「現地集合、現地解散(交通費自腹)」
というライオンが子供を谷に落とすような姿勢にガッカリさせられ、根性ナシの私は急に行きたくなくなったのだが、ここでさらに追い討ちをかける様に
「これは必須科目であり、これを受講しないと卒業できない。」
という鬼みたいな設定が合わせて設けられていた・・・

さすがに観念して実習当日、品川から千葉の館山まで電車で向かうのだが、これがまた恐ろしく遠い・・・
電車で3時間くらいかかってしまうのであった。
現地集合が昼12時まで(記憶が曖昧で申し訳ない)で、実習場が駅から歩いて結構な距離だったので、逆算すると朝8時には品川を出発してないと間に合わない状態なのである。
しかも気は抜けず、千葉の内房線などを1本乗り過ごすと命取りになりかねないので常に停車駅は気をつけてなければいけないのであった。

そんな苦難を乗り越えて無事に館山の実習場についたのだが、ここから5日間耐えがたき地獄の日々が起こるとは露ほども思っていなかった。
いやなんなら「出会い系」とか「出会い系」とか「出会い系」とかで頭がいっぱいだった・・・

さて実習場に着くなり筋肉ムキムキの先輩がT-シャツに海パンというファッションで、実習を受ける学生の名前を確認してた。

そこで悲劇が幕をあける・・・
先輩「学籍番号は?」(何故か軽く凄んでた)
森「○○○***です。」
先輩「森谷諭だな?」
森「そうッス・・・」
っと言った刹那・・・

「返事は「ハイ」だろうが!!!!!!ゴルァ!!!!!」


と親の仇(カタキ)級に怒鳴られた・・・


(えっ!?ここは何?)
という考えが正直よぎった・・・
入学当時はそれはそれは先輩方は新入生に優しく接してたはずなのに、ここは軍隊か?と思うくらいに豹変した上級生がいた・・・
(もちろん運動系サークルの諸先輩方)

先輩衆「お前ら甘ったれんじゃねーぞ!!」

という言葉が、頻繁に出るくらい殺伐とした実習・・・
頭に描いてた「あんなこと」「こんなこと」なんぞ夢のまた夢であった・・・
当然この実習において運の悪い数名が集合時間に遅刻してきたのだが、案の定先輩方(以下「鬼」と表記)は思いっきりバインダーで殴ってた・・・

「ひょえぇぇぇー!」という心の叫びも空しく

、「鬼」共に連れてかれ海に投げ出される・・・


鬼「よーし、お前らぁ!あそこにデパートのジャ●コが見えるだろう?」

と鬼の指先には枝豆みたいな大きさの「ジャ●コ」があった。


鬼「あそこを目指して泳げぇぇぇぇぇ!!!!」


(Pardon?)


って聞きたくなるような命令、しかし抵抗する術も無く平泳ぎで「枝豆サイズのデパートジャ●コ」に向かい泳ぎだす学生一同・・・



延々と泳ぎ続けてようやく枝豆から消しゴム位の大きさになったとき、またしても鬼の一言、


鬼「よーしお前らっ!今から一人ずつ自己紹介しろっ!!!!」

鬼「もちろん、泳いだまんまでな!」






「アホか!?バカか!?八回死んでしまえ!」って心から思った瞬間であった。


しかし海に投げ出され泳いでる状態の我々と、ボートに揺られぬくぬくとした鬼達には勝てるはずも無く、またしても言うがまま自己紹介をしていくのであった(もちろん物凄い大声で)・・・
ここでも自己紹介中に沈んでリタイアする学生が後を絶たなかった・・・




こんな鬼の生活が5日間も続いた・・・
大学生なのに消灯PM11:00やら早起き(AM6:00起床)してラジオ体操など、夜明けに寝て昼過ぎに起きる生活をしてた私には耐え難いスケジュールであった。

当然出会いとか出会いとか出会いとかも皆無。周りに何も無い合宿所に閉じ込められていた(コンビニもスーパーも無い)。
規律は軍隊級に厳しく、海に放り出されて泳がされたり、ボートを漕いだりという海に関するスポーツ系がテンコ盛りの日々だった・・・

実際、実習の最後の方での友達との会話は
「だり~っ。」
「帰りて~。」
「めんどくせ~。」
しか発してなかった。


しかしそれでも数少ないチャンス(男と女のラヴゲーム)をモノにしてる強者もいたことにビックリである。


これをやることに何の意味があるのかは未だに疑問だが、この実習で取得できる単位数は「1」であることにもダブルパンチであった・・・
(補足:我が大学が卒業に必要な単位数は130である。)



バン升
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