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3-Nの軌跡
以前は『メンタルヘルスケア日記』でした。 ※『3-N』とはカネない、モテない、ツイてないの意である
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言葉の力
我が地元の秋田には「トリビアの泉」で紹介されるくらいおかしな部分がある。

それは「修学旅行に行ってる学校(生徒)の無事をテレビのCMで放送する。」というものである。
夜七時前の時間帯に
「○○中学校の修学旅行団は本日の日程を終え、無事に宿泊先のホテルに着きました。」という放送が流れるのである。
私はこれは全国共通でやってることだと思って成長してきたのだが、どうやら秋田県だけらしいというのを最近知った。

今日はそんな修学旅行にまつわるちょっと悲しいエピソードを一つ。

私が中学3年生の時の修学旅行の話、
旅行先は前の年まで「北海道」だったのだが、うちらの年から何故か旅行先が「東京」なってしまうという事態が起きた。
まぁ今だったら、北海道が良いなと思ってしまうのだが、その頃は無気力MAXで「Dead fish eyes」の私は正直どっちでも良かった。

ハッキリ言って修学旅行は夜が楽しい。しかも部屋で大勢寝るパターンの夜は皆さんにも必ず何かが起こっていたはずである。
我々の時も当然の如くそれは起こった・・・

(消灯後)

「もう寝た?」
というお決まりの合図を発した瞬間から本当の修学旅行のスタート!
部屋の明かりを薄暗くし、常に見回りの先生にドキドキしつつディープな時間を過ごしていく。
時は流れ会話が段々コアな方向になっていくと必ず話題になるのは「好きな人の話」になる。
(何でだろうね?結局そういう話になる、中高生の旅行は。)

最初は互いに様子を見つつ、他人に喋らせようと方向に持っていくのだがみんな渋って埒があかなくなると
「俺が最初に言うから後でみんな言えよ!」
という強者や
「誰にも言うなよ・・・」
という全然抑止力の無いお決まりの台詞を並べたり
「俺、好きな奴いねーよ。」
と誰が聞いても嘘と分かる強がりを放つ奴など、様々な人間模様があふれ出す。
でも結局全員が話す方向になるから不思議である。

この日は「自分たちのクラス限定」というカテゴリーの中で挙げようということになった。そして
「この話はここだけの秘密な。」
という今だったらオレオレ詐欺よりも信用しない約束事を決めていざ告白の時・・・

当時私はSさんが結構お気に入りだったのだが、これが意外なくらい倍率が高く9人中3人(1人結局無回答の為実質8人)がSさんの名前を挙げていた。他は一人づつと好みがかぶらない結果に終わった(しかし大半はSさんと同じグループにいる女子であった)。
他のクラスメートの趣味というか好みを聞けて、且つこのメンバーだけが知ってるという内輪的なノリもキッズの心を躍動させた。

その後、
「先生来た!」
という空襲警報を何回か避けつつ、各々が眠りについたのであった・・・




次の日から我等を取り巻く空気が変わっていることに気付く・・・



そう


Sさんのグループが軽くよそよそしいのである・・・


そしてSグループの一人が
「昨日なんか男同士で色々話したんだって?」と聞いてきた・・・




そのときみんなでピンときたね・・・













「裏切り者がいる!!!!!!!」











一日も経ってないのに、Sさんのグループや他のグループにも明らかに飛び火していたと思う。
そんな中でもSさんの友達のY子さんがやたら私に風当たりが厳しかったのである。
(お前関係ないだろ!!)
って思いつつも、ボロが出るのを恐れ避難の日々を過ごすことになる・・・



ちなみに犯人はその時にすぐにみんな分かった。
誰もそいつの事を責めはしなかったが、関係もそれっきりになってしまった・・・
みんなが勇気を出して喋った事を、女子との話題つなぎのために使われたのだからたまったものではない。


クラス大半の女子に好きな人をばらされるという気まずい結末を迎えつつ、僕らの中学時代の修学旅行は幕を閉じた・・・




そして時は経ち、二十歳を迎える頃の冬に中学校の同級会が行われたのである。結構みんな集まりワイワイ騒いでいた中にSさんを発見したのだが・・・

まぁなんというか彼氏が出来て幸せ満点らしく・・・
多少横幅がワイドテレビになってた・・・
常にアンパン2個口に入っている状態だった・・・
(いや、正直女性の体型は気にしないのだが、昔の思い出が美しければ美しいほど、好きな人にはいつまでも綺麗でいて欲しいと思うのは正直な所である。)



軽いガッカリ感を携えつつお酒を呑んでいると、その隣にSさんグループだった一人(M子さん)が座りしばし談笑。
何気ない話から話題は修学旅行の話となる。
M子「いやー、こんなに大勢でいると何か修学旅行を思い出すねー。」
森「そうだねー。」
M子「そういえば修学旅行の夜、あんたらみんなでクラスの女子の好きなタイプの話してたんだって?」
(ぐはっ!忘れてたよ・・・)
森「お、おう。」
M子「それでみんなの教えてもらったんだけど、あんたY子が好きだったんだよね?







ジーザス!!!!








ここであの当時Y子さんが態度を激変させた疑問が5年の月日を経て解けたのである・・

そう、裏切り者によって間違って伝えられていたのである・・・


女子にばらされた挙句、全然Sさんじゃない別人が好きになっているというデマを伝えられた私・・・


本気で踏んだり蹴ったりな思い出である・・・


まぁそれも含めての修学旅行であるけどね・・・



バン升
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