
さて一人孤独にひたすらマゾの道を進む『一人弾丸ツアー』が開幕。
まず始めのミッションは京都に行って大学時代の後輩の披露宴に出席(式は身内のみで外から鑑賞可能であったが、時間的に難しかったので参加できず)。
とりあえず少しでも経費節約のため新幹線の乗車駅を品川に設定。後から気付くとこれも中々乙だななんてプチ感慨に浸りながら乗車(大学が品川だったので)。
通路側の席に座り、これから始まる耐久レースに備えて少しでも仮眠しようと思ったら、隣の親子連れ(父と娘)がやたらと席を立ってぶつかってくるので、特にまとまった仮眠も取れず、現実世界にグイグイ引き戻されながらの京都着となってしまった…
そして駅から式場までの無料送迎バスに乗り込むのだが、満員のバスで、
皆スーツや礼服な中、ポニーテールで完全私服のバックパッカーみたいなリュックを背負ってる私が一人…
といういきなりの環境に投げ出され、終始周りから怪訝な視線を送られる状況に立たされた…
その後式場に無事到着。
乗車してた全ての人が今回の披露宴の列席者かと思うと少し気が重かったが、どうやら複数宴が催されてるようで何とかセーフ。
早速私が参加する会場に向かうと、遠くからイタリアンマフィアみたいな人が赤ちゃんを抱っこしてたたずんでるという異様な光景が目に飛び込んできて、
3104「何だ?こんな人も出席すんのか?」
なんて思って恐る恐る近付いたら先輩だった…
そして更に近付くと先輩も含め大学時代の面子が勢ぞろいしており、逆に向こうから
「何か非常識そうな奴が来たと思ったらお前かよ!」
なんて逆に切り返され、挙句に
「何?その格好で出るつもり?」
なんて言われる始末。
3104「バカ言うな!一応スーツはちゃんと持ってきたよ!それ位は俺でもわかる!」
ともう既に周囲にカオスな雰囲気を放ちながらの会場入り。
早速予告通りスーツに着替えて、ご祝儀を入れる袋を買おうとしたのだが、ここで私の非常識エンジンがフルスロットルになってしまい、周りにプチ迷惑をかける事態を巻き起こすのであった…
続く
3104
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